ITパスポート

ITパスポート試験は過去問を解くだけで合格可能な話【余裕です】

2020年6月13日

パスポート
ITパスポート試験を受けようと思ってる人「ITパスポート試験ってどうやって勉強すればいいですか?IT知識全然ないんですけど」

こういったお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • ITパスポート試験は「過去問」を解くだけでよい2つの理由
  • 過去問で勉強をするときの3つのコツ
  • ITパスポート試験に合格するために必要な勉強時間の目安
  • ITパスワード試験に合格したときのメリットはあるのか

こんにちは、サンです。

僕は基本情報技術者試験試験を「2016年」に受けました。40時間ほど勉強しほぼ満点で1発合格をしています。応用情報技術者試験も続けて受けて合格しました。

compute

国家試験なので、経済産業大臣の名前が入ったこんな感じの少しかっこいい合格証書が届きます。

ITパスポート試験自体は受けたことはないのですが、基本情報技術者試験の午前とほぼ変わらないと言われており、実際に問題を解いてみた感じ、たしかにほぼ同じでした。

この記事では効率的に勉強できて、誰でもほぼ合格可能な勉強方法を紹介します。ITパスポート試験は正直ヌルゲーです。

Contents

ITパスポート試験は「過去問」を解くだけでよい2つの理由

落ち葉

まず、最初に。ITパスポート試験に合格するために資格学校などに通う必要はないし、分厚い参考書を買う必要もありません。過去問をといて間違った問題を見直す。これだけで十分です。

この理由を話す前に、まずは簡単にITパスポートはどんな試験なのかを紹介します。

ITパスポートはどんな試験?

ITパスポートは、試験時間が120分で、合計100問出題されます。
実際は100問中92問が採点対象となり、8問は採点対象外です。92問の配分は以下のとおりです。

  • テクノロジ系 : 42問
  • ストラテジ系 : 32問
  • マネジメント系 : 18問

それそれ分野ごとに1000点満点となります。IRT形式と言われるものでそれぞれの分野で300点以上とる必要があります。箇条書きにすると以下のような感じです。

合格基準

  • 総合評価点 : 600点以上 / 1000点(総合評価の満点)
  • テクノロジ系 : 300点以上 / 1000点満点 (分野別評価の満点)
  • ストラテジ系 : 300点以上 / 1000点満点 (分野別評価の満点)
  • マネジメント系 : 300点以上 / 1000点満点 (分野別評価の満点)
少し焦る人「どこかの分野が300点未満だと落ちてしまうんですね...。」

たしかに、どこかの分野が300点未満だと落ちてしまいます。

ただ、どこかの分野だけが特別に難しいということはありません。普通に勉強をしていれば、この300点の足切りは気にしなくてもよいです。

分野すべてを足し算すると3000点満点となりますが、総合評価の満点は1000点です。それぞれの分野を「割る3」をして計算ましょう。例を示します。

合格時の例

  • 総合評価点 : 630点 / 1000点
  • テクノロジ系 : 690点 / 1000点満点  → 割る"3"をして230点
  • ストラテジ系 : 600点 / 1000点満点     → 割る"3"をして200点
  • マネジメント系 : 600点 / 1000点満点 → 割る"3"をして200点

上記の合格例だと、分野別評価点で300点を上回っていて、総合評価点も600点を超えているので合格となります。

では、ここから過去問を解くだけで合格できる理由を順番に説明します。

  • 理由① : 過去問の類似問題が多いから
  • 理由② : 合格点(総合評価点)は600点で完全に理解する必要はないから

理由① : 過去問の類似問題が多い

ITパスポート試験に限らないのですが、IPAが主催する情報技術者試験は過去問の類題がでること多いです。

ITパスポート試験は過去問の類似問題は7割くらい出題されて、残りの3割も一般的な常識やちょっとしたIT知識の範囲内で解ける問題が多いです。

そのため過去問ベースで問題を解き、分からなかった問題や間違えた問題だけをピックアップして勉強するという方法が最も効率のよい勉強方法となります。

IT知識があまりない人がやってしまいがちな試験の勉強方法は、

  • 手順① : 参考書などでそれぞれの分野に対してインプットを一通り行う
  • 手順② : インプットした情報をもとに、過去問を解いてみる(アウトプット)

といった手順です。

これはITパスポートを合格するための勉強方法としては効率が悪いです。問題の解き方や問題の傾向をつかむためにも、過去問をまずは解いてみるという勉強方法にしましょう。

理由② : 合格点(総合評価点)は600点で完全に理解する必要はない

合格点(総合評価点)は600点であるというのは、「ITパスポート試験はどんな試験」で説明したとおりです。

理由①で説明した通りITパスポート試験は過去問の類似問題が7割くらいで、その問題もさほど難しくはありません。

類似問題が7割で、正答率が8割だった場合は

計算式

類似問題:7割 × 正答率:8割 = 560点

560点とることができます。そして、残りの問題の3割の正答率が4割だった場合は

計算式

類似問題:3割 × 正答率:4割 = 120点

となり、120点です。合計680点となり、合格点の600点を上回ることができます。

疑いを持つ人「そんな机上の計算通りうまくいくんですか?」

と思う方もいると思います。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験と違い、ITパスポート試験は落とすための試験ではありません。

わりと有名なのですが、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は合格率を一定の数値(20%前後)に抑えるために極端な得点傾斜がかけられることがあります。

一方、ITパスポート試験は、基礎的なIT知識があるかどうかだけを確認する試験で合格率の調整も過去の合格率のデータを見る限りはないと思われます。

このため「過去問を解く」+「解けなかった問題を復習する」だけの勉強方法でも知識量としては十分であり、多少の知識の穴があっても合格は可能です。

なにせ合格率は50%~60%ですからね。

過去問で勉強をするときの3つのコツ

PC
過去問を解くだけでよいという理屈は分かった人「理屈は何となくわかりました。でも、理屈だけじゃなくて具体的な勉強方法を教えて欲しいです」

過去問をベースに勉強することが大切であるということは分かっていただけだと思います。ここからは具体的な勉強方法をお伝えします。とはいっても、前章で説明したことを具体化しただけです。

手順① : 過去問4年分ほどを用意する 手順③ : (重要)過去問で間違えた問題だけをピックアップして理解する 手順④ : 一度すべてを理解する必要はない

手順① : 過去問4年分ほどを用意する

過去問を4年分ほど用意しましょう。間違えた問題を本にメモを取っておけるという点で本は優秀です。

また、ネットで無料で利用できる過去問道場もおすすめです。通学や通勤の合間を利用し勉強することができます。

過去問はやろうと思えば10年分やることもできますが、IT分野の問題は5年も経てば情報は古くなってしまいます。

ITパスポート試験は基礎知識を確認するだけの試験のため、過去問を10年分もやる必要はありません。

手順② : (重要)過去問で間違えた問題だけをピックアップして理解する

間違えた問題だけをピックアップして勉強しましょう。解けた問題を何回も解いてしまうことは非効率です。

解けた問題はチェックを付けるなど目印をつけて、復習する必要はありません。

過去問ベースで勉強をするときは、「 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集」がおすすめです。

過去問が800問収録(8回分)されていることと、解説が詳細で初学者にもわかりやすいからです。

不安になることは分かりますが、参考書はいりません。過去問の解説を読んで理解するだけで十分です。資格のスクールに通うなどもってのほかです。お金は大事ですよ。

手順③ : 一度すべてを理解する必要はない

一度にすべてを理解にする必要はありません。

ITパスポート試験を受ける方は基本的にIT知識がほぼない人だと思います。IT知識がある方なら基本情報技術者試験を受けますからね。

IT知識がない人にとっては、データベースや論理演算、IPアドレスなどは一度理解することは難しいと思います。

心構え

  • とりあえず過去問を解いてみる
  • 分からなかったら解説を見て学習する
  • 7~8割ほど理解できたら次の問題に進む
  • 分からなかった問題は何が分からなかったかメモしておく

くらいの気持ちでやりましょう。

IT知識は体系的に覚えるものなのでそのときは分からなくても、後になって知識がついてきたら分かるということがよくあります。一度に完璧に理解する必要はありません。

初心者にとってのITパスポート試験の難易度は?

パスポート

まずここでの初心者とは何かを定義します。

  • IT知識がほぼない(ネットワーク?IPアドレス?何それレベル)
  • 今までITに関する勉強をしたことがほぼない
  • 学校や会社がITに関わることをやっていない

という定義とします。

IT知識がある方は、ITパスポートではなく、基本情報技術者試験を受験することをおすすめします。
ステップアップとして、ITパスポートから受ける必要性はほぼありません。

理由は以下のページ書いています。

>> 【メリットは?】ITパスポートと基本情報技術者試験の違いを毒舌に解説

では、IT初心者にとっての難易度と勉強時間の目安をケースごとに説明します。

社会人の場合

社会人でふだんITにかかわる仕事をやっていなくても、同じ社会人の場合でも、大まかに2つに分かれます。

ケースごとに説明します。

ケース1つ目:デスクワーク系の仕事の人

ふだんの仕事が

  • 資料を作成する仕事
  • いろいろ調査が必要な仕事

のような種類の仕事をやっている場合のITパスポート試験の難易度はかなり低めです。

勉強時間にすると効率的に勉強すれば50時間あれば合格は可能です。

というのも、ITパスポート試験は基本的な読解力があって、基本的な一般知識や計算の知識があれば、IT知識が全くない状態でも3~4割ほどの問題は解くことができます。

合格点は6割なので、その2~3割を穴埋めすることになるのですが、その2~3割の穴埋めも過去問を数年分解いて学習する方法で十分です。

まとまった勉強時間を確保できるなら1ヵ月ほどで合格することか可能で、決して高いハードルではありません。

興味がある方は問題もネット上でも問題は公開されていますので、のぞいてみて

これなら行けそうだ

と思えるのれあれば受験することを考えてみると良いと思います。

ケース2つ目:非デスクワーク系の仕事の人

ふだんの仕事が

  • アパレル系
  • 飲食系
  • 肉体労働系

など普段文章に触れることの少ない仕事の場合は、もちろんその人の経験にもよるのですが、試験の難易度は普通といった感じです。

普通って何って?話ですよね。勉強時間にすると100時間くらいが平均になると思われます。

普段から文章や計算にふれている方であれば、仕事で文章や調査などを行っている方と同様の難易度になると思います。

文章や計算にふれることはあまりないよ

という感じで文章を読むことや計算することに苦手意識がある方の場合は、事前準備として

  • 自分の興味のある分野の本を読んでみる
  • 簡単な計算問題を解いてみる

ことから始めるとよいと思います。

計算問題に関してはわざわざ解くのも面倒だし、そのレベルもどの程度が分からないという場合は、ITパスポート試験の勉強時にやるでも大丈夫です。

事前準備の時間も含める場合、それぞれのケースでの勉強時間の目安は

勉強時間目安

  • 読書:○ 計算:○ → 60時間
  • 読書:× 計算:○ → 90時間
  • 読書:○ 計算:× → 100時間
  • 読書:× 計算:× → 140時間

といった感じです。

読解力が高まることや数値に強くなることは、ITパスポート試験にかかわらず日常で重要なことです。
ITの知識と一緒に高めるという気持ちで、勉強に取り組んでみましょう。

高校の場合

ITパスポート試験の高校生の合格率ですが、20%ほどのようです。一方で合格率の平均は50%~60%です。
この事実だけをみると

高校生にとっては難しいのかな?

と思ってしまうかもしれませんが、多くの場合

高校生の合格率が低い理由

  • 理由① : 学校で受ける必要があったから
  • 理由② : 適当に受けて勉強していなかったから

といった理由で合格率を下げていることが多いです。

実際に高校生の方は

  • 頭が柔らかい
  • 普段から勉強する機会がある

という利点はあるため、実は社会人の方で読書や数値にふれることがない人と比べた場合は難易度が低くくなります。

余談なのですが、実は日本人の社会人の平均勉強時間は"6分"と言われています。

もちろん社会人も仕事のなかで勉強したり、プライベートで勉強することもあります。

ただ、学生と比べると多くの場合は学生のほうが勉強時間は多いです。

高校生の場合は少なくとも普段の学校の勉強で国語の授業や数学の授業があるので、ITパスポート試験の合格に必要な

  • 読解力
  • 計算力

といった部分では、実は高校生は社会人に比べて不利ではありません。むしろ、本などを全く読まない社会人より有利です。

では、社会人の方と比べて劣る部分は何かというと一般知識の部分です。

ただ、これはたんに年齢による経験だけの違いなので、たいした問題ではありません。

勉強時間としては、ITの知識以外に一般知識の勉強も一緒に行うことになるので効率的に勉強して80時間ほどになると思います。

なお、勉強時間の目安に文理はさほど関係ありません。関係あるとしたら学校の普段の成績とかですね。

ITに関する知識が同じだとしても、学校の成績優秀な人とダメな人で勉強時間が違ってくるのは、残念ながら当たり前だと感じてもらえると思います。

  • 学校の成績優秀な人 : 60時間
  • 学校の普通な人 : 80時間
  • 学校の残念な人 : 100時間

といった勉強時間の目安になります。

なお

学校の成績が優秀≒頭が良い

と思っているわけではありませんが、ある程度相関関係はありますよ。

東大生とFラン大学生を100人集めたら、当然東大生の方が頭がいいし将来的に仕事ができる人が多い確率は当然ながら高いです。

ITパスポートの基本情報技術者試験の違い

解析画面

ITパスポート試験の説明を行いましたが、実際のところはITパスポート試験をうけるのであれば

可能であれば、基本情報技術者試験をうけたほうがよいです。

ITパスポートと基本情報技術者試験の違いは何点かあります。

順番に説明したうえで、基本情報技術者試験をうけたほうが良い理由を説明します。

  • 違い① : 試験形式
  • 違い② : 試験実施日
  • 違い③ : 試験難易度
  • 違い④ : 世間的な評価

違い① : 試験形式

ITパスポート

  • 試験時間 : 120分(午前のみ)
  • CBTによる4択
  • 総合評価点600点以上で合格(分野別評価で3割以上必要) ※満点1000点
  • 問題数 : 100問 (内92問が採点対象)
    1. テクノロジ系 : 42問
    2. ストラテジ系 : 32問
    3. マネジメント系 : 18問

基本情報技術者試験

  • 試験時間 : 150分(午前) + 150分(午後) 
  • 午前・午後ともにマークシート形式
  • 午前・午後ともに60点以上で合格 ※満点100
  • 問題数(午前) :80問 
  • 問題数(午後) : 選択式
    1. 情報セキュリティ : 必須
    2. データ構造とアルゴリズム : 必須
    3. ソフトウェア・ハードウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計のいずれかから0~2つ選択
    4. プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法務のいずれかから0~2つ選択
    5. ソフトウェア開発(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)から1つを選択

箇条書きにするとこのような感じです。

ITパスポートと比べて基本情報技術者試験のほうが学習範囲も広く、試験時間も長いです。

違い② : 試験実施日

ITパスポート

  • 基本的に年中受験することが可能(毎週土曜日に実施)

基本情報技術者試験

  • 春季試験 : 4月第3日曜日
  • 秋期試験 : 10月第3日曜日

地域によりますが、ITパスポート試験は年中受けることができます。一方で基本情報技術者は年に春・秋の2回です。

違い③ : 試験難易度

ITパスポート

  • 勉強に必要な時間 : 50時間 ※IT知識がさほどない人が効率的に勉強した場合
  • 合格率 : 50~60% 

基本情報技術者試験

  • 勉強に必要な時間 : 170時間 ※IT知識がさほどない人が効率的に勉強した場合
  • 合格率 : 20~30% 

試験難易度にはかなり差があります。正直に言います。

ITパスポート試験は誰でも勉強さえすれば合格できます。一方で基本情報技術者試験はいくら勉強しても合格できない人がいるの可能性がある試験です。

この違いは暗記だけでいけるかどうかというのが大きなポイントです。

違い④ : 世間的な評価

ITパスポート

  • 社会人       : IT系企業以外企業なら割とあり。IT系企業ではほぼ評価されない
  • 就活(新卒) : ほぼ意味なし。これを取るなら基本情報技術者試験を取りましょう
  • 転職           : IT系企業以外に転職希望ならあり    

基本情報技術者試験

  • 社会人       :  企業の業種を問わず一定の評価あり。IT系企業以外なら簿記も視野。
  • 就活(新卒) : 一定の評価あり。就活ではどの企業でもわりと評価される
  • 転職           : 一定の評価あり。転職はどの企業でも多少評価される

世間的な評価としては、

  • ITパスポートはIT系企業以外なら多少評価される
  • 基本情報技術者試験は多くの企業でわりと評価される

といったところです。IT系企業以外で基本情報技術者試験をとるのは少し頑張りすぎかな?とは思います。

ITパスポートを取得してぶっちゃけ意味があるの?

専門家

これまでの話を読んでいただいたのなら大体は察しが付くと思います。

ITパスポート試験は世間的な評価を得たいと考える場合は、取得する意味が薄いです。

とはいっても、ITパスポートを受ける意味がないわけではありません。

ITパスポートと基本情報技術者試験を取得したときのメリットをそれぞれ説明します。

  • ITパスポート試験も条件付きでメリットはある
  • 基本情報技術者試験は取得するメリットがおおいにある

ITパスポート試験メリットはある

ITパスポート試験はとる意味が薄いといいましたが、下記の条件に当てはまる方であればメリットはあります。

  • IT系企業以外に就職していて、業務で多少のIT知識が必要な人
  • 50歳以上の人
  • 趣味で受ける人

IT系企業以外に就職していて、業務で多少のIT知識が必要な人

IT系企業以外に就職している人で、業務で多少のIT知識が必要な人の場合は受けるメリットはあります。

というのも、ITパスポートは簡単な試験ではありますが、なんだかんだで合格するためにはそれなりに勉強量は必要です。IT知識がない人だと、若い人でも「IPアドレス?SQL?セキュリティ?...何それ美味しいの?」ってレベルなことが多いです。

今の時代、仕事でIT知識を全く使わないということは珍しいです。IT知識がない人が多い環境でITパスポートを取得していれば、周りからみれば多少はIT知識に詳しい人という評価はされると思います。

50歳以上の人

年齢でくくるのは失礼かもしれませんが、個人的にはこれはかなりメリットありだと思います。

50歳以上だと僕の親の世代になるのですが、この世代だとIT知識がある人はかなり少数です。だからこそメリットがあります。

まず、僕の親がこのITパスポート試験を勉強して合格したら「かなりすごいな!」と思います。子どもの感想でみたいですが本当です。親戚のおじさんやおばさんが取得したとしても同じ感想持ちます。

また、推測の域はでないのですが、ITパスポート試験に受かっていれば定年退職後にどこかで軽く働きたいといった場合を考えると意味はあるんじゃないかなと思います。

というのも、ITパスポート試験は勉強すれば誰でも勉強すれば合格できますが、逆に言うと勉強しなければ受かりません。

皆さん、日本人の大人の一日の平均勉強時間は知っていますか?

なんと、平均勉強時間は6分です!6分!!

大人になって勉強をしているというだけでも、実は価値があることなのです。

趣味で受ける人

趣味で受ける分にはITパスポート試験で十分です。基本情報技術者試験は結構ガチな試験なので、趣味で受ける分には敷居が高すぎます。

ところで、名探偵コナンの映画の『ゼロの執行人』って見たことありますか?コナン映画の中でも、かなり人気のある映画です。見たことがない人いるかもしれませんので軽くお話しますが、映画の中では、「IoTとネットワークを使ったトリック」が使われていました。

『ゼロの執行人』を見ていて思ったことなのですが、「IoTやネットワークって世間の人には分かるのかな?」ってことです、

僕には妹がいます。ITとはあまり関わらない人生を歩んでいるのですが、映画の感想を聞いてみたら「トリックの意味は分からなかったけど、雰囲気では面白かった」と言ってました。

コナンの映画に限らないのですが、最近の映画はIT知識を絡めた映画が多いです。もちろん、IT知識がなくても楽しめるとは思います。ただ、IT知識があったほうがより深く楽しめますよ。ニュースなどを見るときもITの知識は役立ちます。

目標設定無しITの勉強をするのはモチベーション的に厳しいです。資格取得という目的を設定することで、勉強のモチベーションを高く保ちながら勉強すことが可能だと思います。

基本情報技術者試験は取得するメリットがある

ITパスポートと比べると、基本情報技術者試験を取得するメリットはかなり大きいです。メリットを3つ説明します。

メリット3つ

  • メリット① : 就活/転職に有利にはたらく
  • メリット② : 会社の査定でプラス評価されることがある
  • メリット③ : 頭がよくなる

メリット① : 就活/転職に有利にはたらく

就活・転職で有利に働くことはほぼ間違いないです。このことについて詳しく別記事で書いていますので、下記記事を参照してください。タイトルは大学生と書いていますが、専門学校生や、転職を考えてる人にもあてはまります。

>>【選択肢は決め打とう】基本情報技術者試験(午後)の実践的対策

メリット② : 会社の査定でプラス評価されることがある

企業によっては、基本情報技術者試験を取得することで査定がプラスになったり、資格手当があったりすることがあります。

IT企業だと基本情報技術者試験の取得者に対しては何らかの評価を行っているところが多いので、もし知らないのであれば調べてみましょう。

メリット③ : 頭がよくなる

基本情報技術者試験に合格するためには、暗記だけでは無理です。
下記に示す3つの能力が必要です。

  • 読解力
  • 論理的思考力
  • 計算力

これらの能力って、頭のよさとわりと相関関係はありますよね。

  • 読解力がなければ文章を読めない → 本を読みましょう
  • 論理的思考力がなければものごとを因果を考えられない → 自分の知らないことにも興味をもちましょう
  • 計算力がなければデータをみた分析ができない → 数値やデータに触れる機会を増やしましょう

ITパスポートと違って、基本情報技術者試験は何回も落ちる人がいます。落ちる人は勉強量が足りない場合もありますが、これらの能力が足りない場合も多いです。

基本情報技術者試験が受かったいうことは、暗にこれらの能力があることの証明にもなります。これらの能力に自信がない方は基本情報技術者試験を受ける前にこれらの能力をつけましょう。一朝一夕で身につくものではありませんが。

...と何か大層なことを書いてますが、最低限でいいんですよ。逆に言うと、その最低限もできていない人は多いってことでもあります。

ITパスポートより簿記2級のほうが良い?

本棚

結論からいうと人によります。ただ、ある程度の基準はあるのでご参考ください。

  • 学生 : 文理かかわらず簿記2級
  • IT系企業の社会人 : 簿記2級
  • IT系企業以外の社会人かつ若い人 : 簿記2級・ITパスポートどちらでも
  • IT系企業以外の社会人かつ若くない人 : ITパスポート

基本情報技術者試験という明確な上位の資格があるため、ITパスポートはどうしても低く見られがちです。

一方で、簿記2級は、簿記1級はあるものの簿記1級を受ける人はごくわずかなため、簿記2級は一定の価値をされている印象はあります。

なお、実際に役立つかという意味では、個人的には簿記よりITパスポートのほう役立つ知識は多いと思っています。

ITパスポート・基本情報技術者試験・簿記2級の難易度差は?

アルファベット

IT知識も簿記の知識もない人が受けた場合の難易度の差は、簿記2級の難易度を50とした場合

難易度

  • 基本情報技術者試験 : 70
  • 簿記2級                     : 50
  • ITパスポート             : 35

くらいですね。これは勉強時間ではありません。

あくまでも目安ではありますが、それぞれの資格間でかなり難易度の差があると考えてよいです。

ITパスポート試験の勉強法まとめ

まとめ

  • 過去問をといて勉強するだけで大丈夫
  • 完全に理解する必要はなく、ほどほどの理解でOK
  • 理解していない問題だけ選択して勉強する

この記事はITパスポート試験の勉強方法を説明しました。

ITパスポート試験は、ITの事前知識がほぼない方でも正しく勉強すれば70時間ほど勉強すれば合格は余裕です。

ITパスポート試験の次のステップとなる基本情報技術者試験についても記事を書いています。

・基本情報技術者試験の午前対策
>> 基本情報技術者試験の対策は過去問+αだけで良い【断言します】

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